治療
急性気管支炎の治療は、咳を止める対症療法が中心になりますが、
咳や痰が出るのは、本来体の防御機構なので、
痰を体外に出そうとするための咳の症状はむやみに止めるべきではありません。
咳や痰が多いときには、去痰薬やうがい薬がよく使われます。
去痰薬は、気管支の中の分泌物の粘り気を薄めて、出しやすくする薬です。
細菌感染が原因の急性気管支炎には、
薬物治療として原因となっている微生物に対する抗菌薬の投与を行います。
主に抗生物質が使われます。
また、もともと肺に疾患がある患者に対しては、細菌感染が確認されなくても、
予防として抗生物質を投与します。
家庭で出来る治療としては、保温と安静になります。
加湿器で適度な湿度に保つのも有効です。
早期のうちに休養することが、悪化させないために大事ですね。
慢性気管支炎の治療は、気管支拡張剤、去痰剤、抗菌剤などの治療薬を服用しながら、
吸入療法などを合わせて行います。
全快するのは難しい病気なので、悪化しないよう医師と経過を見ながら適切な治療薬を見つけ、
継続しての治療が必要です。
慢性気管支炎の原因はタバコによるものが多いといわれているようです。
自分の体のために禁煙しましょう。
また、細菌感染を予防するために、インフルエンザワクチンを接種したり、
外出時にはマスクを、帰宅した時は必ずうがい、手洗いを心がけましょう。
