細気管支炎
細気管支炎は2歳以下の子供に多く、
特に月齢6か月未満の赤ちゃんによくみられる病気です。
流行の時期は冬から早春にかけてです。
細気管支炎の原因はウイルス感染です。
細気管支炎を起こすウイルスは、約50パーセントがRSウイルスで、
このウイルスが細気管支に侵入して、粘膜に炎症が起こります。
細気管支はとても細い気管支なので、炎症が起こると空気の出入りが悪くなります。
細気管支炎の症状は鼻水、鼻づまり、くしゃみ、微熱、咳などからはじまり、
大半の子供は症状は軽度です。
しかし中には重い症状になり数日後には呼吸困難になる場合もあります。
酸素が不足してチアノーゼになったり、
水も飲み込めなくなり脱水症状が起きたりした時は、入院して治療することになります。
治療は入院した場合は、酸素マスクなどで酸素を投与します。
重症の場合は口から器官にチューブを入れて、人工呼吸器をつけるときもあります。
また、脱水症状があるときは、点滴で水分を補います。
ウイルスが原因のため、直接効果がある薬はなく、それぞれの症状を楽にする対症療法になります。
入院の必要がない多くの子供は、自宅で安静にし栄養をとり、
保温するとともに湿度を保つようにすることで4,5日以内に回復します。
家庭でも水分を少しずつ、何度も与えます。
常に子供の病状に気を配り、呼吸困難や脱水症状がみられたときは、すぐに受診しましょう。
